黒柴つくし~心の眼~

見えなくても、こころで感じて見える日々

† 犬の十戒 † The Ten Commandments of Dog Ownership

My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you buy me. 私の一生は10~15年くらいしかありません ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです 私のことを買う(飼う)前にどうかそのことを考えて下さい。

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Posted by つくママ on

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闘病記[その3]

Posted by つくママ on   2 comments   0 trackback

2010年・・・年が明け、穏やかなお正月を迎え数日が過ぎた頃、それはなんの前ぶれもなく突然やってきた。

1月5日・・・いつも通り夕方の散歩も終え、リビングのソファーの上で寝ていたつくし、午後7時前の天気予報を左横に座ってみていた私、ムックリとつくしが伸びをして起きたその横顔を見た私に戦慄が走った!
左目が開いていない。
身体がガクガクした。頭の中では、これからしなくてはいけない事と現実に起きている事への恐怖が交差して私は氷のように硬まっていた。

東京の病院の午後診が7時まで、今日診せるのはまず無理、とにもかくにもまず先生に支持を貰わないとと思い、電話を入れた。おそらく私の電話の声は慌てて上擦っていたかと思う。
先生からは・・・翌日、朝一番で来るように言われ、7月のぶどう膜炎の時に市内の病院で出されていたキサラタン(緑内障・高眼圧剤治療薬)と使っているトルソプト(点眼用炭酸脱水酵素阻害剤)を挿すように指示された。

しかし、その後一晩中つくしは痛みからくる震えが止まらず、寝る事も出来ないまま朝を迎えた。

聞いた話によると・・・眼圧の痛みは激痛というより疼痛に値するほどの痛さで、人間なら喚き散らし、のたうち回る程の痛さだと聞いた。そんな痛みだとしたら、ないて痛い事を伝えるでもなく、ただただ自分に襲い掛かるとてつもない痛みに震えながらもジッと耐えている姿に、どうしてやることも出来ず身を削られる思いで、早く朝になって欲しいと思いながらひと晩つくしに寄り添った。


翌日1月6日・・・東京の病院への道のりは順調に走って1時間ちょっとは掛かる。ましてや朝の通勤ラッシュの時間帯、1分でも1秒でも早く痛みから解放して上げたかった。運転しながらも何度も何度も神様にお願いした。「つくしから視力を奪わないで・・・お願い!」私が代わってあげられるならとさえ願った。


病院へ着き、そのまま2階の院長室へ呼ばれた。まず眼圧測定、右目22mmHg・左目57mmHg(正常値25mmHg以下)聞いた瞬間卒倒しそうになり身体から力が抜けていくのが分かった。
すぐに点眼麻酔、数分おいて前房穿刺(前眼房の中の房水を針で穴を開け、一時的に外へ出す)・・・見ていても痛そうだった。(麻酔をしているので痛みはない)みるみる溜まっていた房水が、涙がこぼれるようにボタボタと診察台の上に落ちた。処置後即、左目の眼圧は正常値内に下がった。更に炎症も強い為ステロイドの注射も挿した。動体視力はない、先生からはもう見えていないと告げられた。

7月のぶどう膜炎の時とは確実に違うのを感じた。これが[緑内障]

その後・・・
(ここからは、去年の手帳に書き留めている日々の徒然です。)

1月6日・・・つくしの左目、もう見えてないって・・・義眼手術を決断する日も近いのかな
ただ悲しい

1月7日・・・夜になり、つくしの目がようやく少し開いた。しかし見えているのかいないのか?
なんともいえない。痛みは取れたのだろうか?少しづつ動くようになった。少しホッと

1月9日・・・つくし、未だ目がすっかり開けられない・・・痛いのかな?
辛い・・・早く、少しでも痛みが無くなるといいな。明日は、目の神様にお参りに行こう。

1月10日・・・[新井薬師]に行って祈願をして来た。お札を頂いて、絵馬を納めて・・・
「どうぞ、つくしの目に効いてくれますように☆」

1月11日・・・つくしの目がまだ開かない。辛い。悲しい。
神様お願いします。つくしの目を治して下さい。
私の光あげてもいい!お願いします。


1月12日になっても様子は変わらず・・・急変から一週間が過ぎようとしていた。
3連休明け一番に東京の病院へ電話を入れる。様子を聞いた先生からは、市内の病院で眼圧を測って高いようなら点滴で下げて貰うようにとの指示を頂いた。
午前11時には市内の病院へ連れて行った、眼圧46mmgP(正常値25mmHg以下)やはり高い。、点滴(マンニトール)の投与には2~3時間かかるので、預けていったん帰るように言われた。万が一、1回の投与で眼圧が下がらないようであれば、2回の投与をする事もあると告げられ、お迎えは夕方5時頃来るように言われ病院を後にした。
預けて帰ってきたが・・・暴れてはいないか?ないてはないだろうか?心配でしかたなかった。家に着いても、持ち主の居ないカドラーがポツンと寂しく置いてあるのを見て切なくなった。

つくしを迎えに行く間何も手には付かず、ただ祈る事しか出来なかった。

そして・・・夕方5時に病院に着くよう家を出た。少しでも早く迎えに行って上げたかったから。
病院に着き、先生から話を受ける。眼圧は、1回の投与で46mmHgから18mmHgに下がりその後はまだ上がってきてはいないが、明日にでも再度上がってもおかしくはないと言われた。
そして奥の処置室からつくしを連れてきてくれた。朝からいきなり病院に置いていかれてから6時間あまり、きっと点滴をする為に動かないような体制でゲージに入れられ、怖さと心細さで震えていたのだろう。奥から連れてこられたつくしは一目散に私の顔を夢中で舐めた。「ママどこに行ってたの?さみしかったよ~」と言わんばかりに・・・「ごめん、ごめん!頑張ったね。お家に帰ろうね~」と言いながら涙が溢れた。

2010011220410000.jpg 点滴後
左目は痛くて閉じたまま


この一週間の急変の間・・・考えたくはなかったが、常に義眼手術の事が脳裏を横切っていたのは確かだ。だが、手術するなんて簡単に決められる事ではなく、家族は皆誰もが口に出す事が出来なかった。
それでも私はこの一週間、毎日ずっと痛みに耐え続けるつくしを見ていて、どうしてあげる事がつくしにとって一番いいのか?を考え続けていた。そして、気持ちは少しづつ義眼手術へと向かっていった。

1月13日・・・前日の点滴のかいもなく、つくしはカドラーの中で丸まってジッと痛みに耐えていた。
その姿を見て私の気持ちは決まった。    ・・・つづく

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Comment

Michy says... "大変でしたね…"
つくしちゃんとママさんが通ってきた道が、余りに
我が家に似ていて、少し胸が苦しくなりました。
痛みに耐える愛犬を横に、何も出来ない自分が情けなく感じました。
そして一刻も早く病院へ!と焦る気持ちも同じでした。
一旦眼圧が下がり、元気になったつくしちゃんを
迎えに行った時に涙が溢れるの、わかります。
私もそうだったなぁ。
でも、これで終わりじゃないのがこの病気の
残酷なところなんですよね。
せっかく下がったと思っても、また突然上がってしまう眼圧。
それが「いつ来るの?」と不安を抱えて過ごす日々。
どうかつくしちゃんの状態が安定し続けます
ように!
祈る事しかできませんが、茅ヶ崎からエールを
送っています。
頑張ってくださいね。
2011.01.06 01:32 | URL | #jViTC7kk [edit]
つくママ says... "Re: 大変でしたね…"
いつもコメントありがとうございます。
やっとミッチーちゃんが[緑内障]から開放されたのに、辛い時期を思い出させてしまってごめんなさいね!

Michyさんのエール、しっかり届いています。
大きな励みになっていますよ!私のバトンは小さいけど、繋げていきます。
2011.01.06 21:37 | URL | #- [edit]

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